成犬時代(1)

40日を過ぎれば、もうそろそろ大人の仲間入りです。

トイレや食事のしつけも教え始めていいでしょう。

ドッグフードも、ふやかして柔らかくしたものから、徐々に硬いものに変更しても大丈夫です。

ドッグフードも色々です。

ウェット(生タイプ)、モイスト(半生タイプ)、ドライ(乾燥タイプ)。

どのタイプでも、犬の好みで決めて言いですが、生タイプや半生タイプはドライタイプに比べ、歯石がたまりやすく、虫歯になりやすいです(汗)

46日〜50日を過ぎたころには、身体も心も安定してくるころなので、親元を離れ、よそのお家に貰われていっても大丈夫な時期です。

新しいお家に慣れるまでは、落ち着かない日を過ごし、しばらくは母犬を探して鳴くこともあるかもしれませんが、数日で慣れます。

特に夜、眠れず鳴いたとき、目覚まし時計をタオルに包んで、仔犬の側に置いてあげるとか、ラジオの音を低くして置いてあげると落ち着くようです。

それでも寂しがったら、飼い主さんが優しく宥めてあげてください。

抱いて眠ると、癖になって、いつまでも一人で眠れなくなってしまいます。
頑張って慣らしましょう!

新しい飼い主さんと仲良くなれば、安心して、元気に遊び始めるでしょう。

この時に気を付けてほしいのは、甘やかしすぎないことと、叱りすぎないことです。

この兼ね合いが難しいところではありますが、さじ加減は飼い主さんと仔犬が折り合いを付けるものなので、これといった答えがないのが現状です(汗)

こればかりは、人それぞれ、犬もそれぞれなのです・・・。

成犬時代(2)

■60日目

そろそろ新しい環境に慣れ始めたら、1回目の予防接種を打ちましょう。

2か月に入るまでは、母犬の「初乳」で免疫が付いていた仔犬も母犬から離れ、その免疫も切れる時期です。

仔犬の内は、数か月の内に、2回〜3回のワクチン注射が必要です。
通常は、2か月目に1回、3か月目に1回の予防接種。

後は、成犬になってから、毎年1回のワクチン接種で大丈夫です。

私は忘れないように、その子の誕生日(年に1回)ワクチン接種に行ってます。
健康診断も合わせて、受けておくと安心でしょう。
多頭飼いだと、どうしても忘れそうなので(笑)

■3か月目

2か月目で打った予防接種と同じ時期に、2回目の予防接種をしてあげてください。
その後、1週間くらいすれば、いよいよ「お外デビュー」です。

3か月から5か月の間、仔犬は、色々な犬や人との出会いや触れ合いを通し、精神的な成長を繰り返しながら、社会勉強を学びます。

自分の縄張りに対する執着と、好奇心が高まる時期でもあるので、今まで外に出せなかった仔犬も、お散歩に連れ出して、新しい世界を見せてあげましょう。

小型犬なら、家の中の運動で充分ですが、たまには、太陽の光に当てるのも健康的に育てるには必要なことです。

やんちゃ盛りな仔犬を安全な広い場所で、遊ばせる場合、長めの紐を付けておきます。

慣れない外で、夢中になって走るあまり、迷子になってしまう可能性があります。
むやみに、紐を離さないように気を付けましょう。

家に帰ったら、念入りにブラッシングして、被毛に付いた汚れを落としてあげましょう。

成犬時代(3)

3か月を過ぎた仔犬は、子供の歯が抜け、大人の歯に生え変わるため、とにかく何でも噛みたがります。

人間にしてみれば、「イタズラ」と捉えがちですが、これには犬の習性も関係します。

この時期の犬は、歯の生え変わりで、歯茎が痒いため、モノを噛んで、それを軽減しようとします。

さらに、犬は視力があまり良くないため、噛むことで確かめようとします。

それでも、習性だからと放っておくわけにもいきませんよね(汗)

その場合、噛んでいいものと悪いものを区別して教えてあげてください。

何でも「ダメ、ダメ」では、犬もストレスが溜まります。

犬が興味を示すもの例えば靴が好きなら、履き古した靴をオモチャとして与える、木や家具が好きなら、木の素材のダンベルなどを与えるなど、噛んでもいいものを用意します。

その上で、与えられた以外の物を噛んだら、「いけない!」と言って取り上げ、あらかじめ与えていたものをすり替えて上げる、という方法で教えてください。

噛んでいいものと悪いものの区別が付けば、犬も「イタズラ」をしなくなります。

■6か月目

体は、もう大人の犬と同じです。 心は別としても、です(笑)

訓練犬として育てるなら、本格的な訓練を始めるのも良いでしょう。

様相も犬らしくなり、メスの成長の早い子なら、発情の始まりである生理の出血がある場合もあります。

発情期は、通常6か月を一区切りとして、年に2回、訪れます。 出血は、1週間〜2週間ほど続き、繁殖を求めるなら、その間にオスとの出会いをセッティングします。

生涯を通して繁殖を望まない場合、この時期に避妊や去勢の処置を行いましょう。

オスの場合は、メスの発情に反応して興奮を促されるため、発情期はありません。

今の時期に去勢を行えば、メスの発情に促されることも無く、性欲も抑えられると言われます。

さらに、生殖器に関する病気の予防もでき、比較的、手術も危険ではないため、繁殖を考えていないのであれば、早めに処置を施した方がいいのです。